■ジェットフォイルは風に強いか


 当社が推奨する翼走中の限界風速は25m/secで、離桟・着桟時は15m/sec以下です。ちなみに、ジェットフォイルの運航に14年以上の経験をもつオペレータは、

「ジェットフォイルは、風に強いですね。マニュアルによると、30ノット(15m/sec)の向かい風が吹くとスピードが2.7ノット低下するとありますが、実際には18〜20m/secの風で2〜3ノットスピードが落ちるかな、という感じです。また、18〜20m/secの風 が真横から吹いても、そのために艇が傾くとか、とくに当て舵を多く取らなければ ならないこともほとんどないので、通常と同じように走ることができます。」と語っています。

 ジェットフォイルは、常に水平姿勢を保つように自動姿勢制御装置が前後の水中翼に備えたフラップを動かしているため、風によって艇が少しでも傾こうとするとセンサーがキャッチして直してしまいます。


■ジェットフォイルの航続距離は?

 仕様によって若干変動がありますが、“ペイロード”と呼ばれているジェットフォイルの載貨重量は約30トンです。この30トンで、旅客(標準のジェットフォイルで約260名)、手荷物、燃料、清水などの重量をまかなっています。この場合のおよその航続距離は、約240海里(約450km)ほどです。